
「一生に一度の大きな買い物で失敗したくない・・・」
「良い物件に巡り合うにはどうすればいいの・・・」
「悪い不動産屋にだまされたくない・・・!」
不動産会社に行くだけでもすごく勇気のいることだったりしますよね。
生涯でなんども経験をすることのないマイホーム購入。きっと不安が尽きなかったり、「後悔したくない・・・」心細い気持ちでいっぱいだと思います。
この記事では、マイホームの購入に不安を抱えた方に、1,000件以上物件を内見してきた元不動産営業マンの私が教えます!
マイホーム購入で後悔しないためのポイントを4つに分けてみました。
最後までお読みいただければ、住まい探しの一助になることをお約束いたします。
【後悔しないマイホーム購入ポイント①】不動産屋さん選びは、少なすぎても多すぎてもダメ

結論からいうと、お問い合わせをする不動産屋さんの数は、3社以上、多くても5、6社くらいまでがおすすめです。
「営業電話やメールがたくさんきてしんどい・・」
「あの営業マンは信頼できるからあの人から絶対買おう」
「あの会社は大手だから安心だ」
そういったお客様の声を営業マン時代よく耳にしました。
しかし問い合わせする不動産屋さんの数が少ないと、
▲担当する営業マンの言葉に左右されすぎてしまう
▲物件情報が限られる
比較できないと、その不動産屋さんが安心かどうか分からないですよね。
自分たちが希望する条件の物件ではなく、不動産屋さんが売りたい物件だけを紹介されてしまうかもしれません。
では反対にたくさんの不動産屋さんに問い合わせすることが正解なのでしょうか。
実はその考え方もけっこう危険なんです。
たくさんの会社の不動産屋さんに問い合わせをすると、
▲営業マンとの関係性が築きづらい
▲日々たくさんの営業連絡が届き、しんどい
といったデメリットが出てきてしまいます。
関係性が築けていないと、営業マンはあなたの要望などを把握できません。
あなたにあった物件を探すのを後回しにされてしまう場合があります。
場合によっては担当営業マンごとに持っている物件情報、中には未公開物件といって世には出ていない物件も存在します。
そういった物件ほど、タッチの差でほかの方に取られてしまうケースも少なくありません。
自分たちにあった不動産屋さんを見つけることで理想のマイホームと巡り合う近道になりますよ。
【後悔しないマイホーム購入ポイント②】実際に足を運んで現地を確認する

ネットの情報や、不動産屋さんから送られてくるチラシだけを見て判断していませんか。
仕事や子育てで追われる日々の中で、なかなか時間をとってまで現地に見にいくのは大変ですよね。
ただプロの不動産屋でさえチラシやネットの情報だけを見ても物件の良し悪しは判断しきれません。
おっくうになる気持ちも分からなくもありませんが、実際に自分の目で確認すると、
「思っていたよりずっと良いおうちだったな」
「現地にいってみると印象がかわった」
「家自体はふつうだったけどまわりの環境がすごくよかった」
といった声をたくさん聞きます。
気になる物件であれば実際に現地に足を運んでみる。
マイホーム探しを進めるのにかかせませんよ。
【後悔しないマイホーム購入ポイント③】優先順位をきめる

なにを優先して、なにを捨てるべきか。
一つひとつ把握して整理する必要があります。
「一生の一度の買いものだから妥協したくない」と思うのが心情ですが、現実はすべての条件を叶えることはなかなか難しく、様々な取捨選択を迫られます。
では、なんとなくマイホーム探しを進めていっても、いざ良い物件が見つかったとき、
▲先に売れてしまいタイミングを逃がしてしまう
▲優先順位がきめられずズルズルと長引いてしまう
そうならないためにも、
「購入した後のライフスタイルをできるだけ細かくイメージすること」
たとえば、
子育てを中心にかんがえるご家庭のケースは、建物のカッコよさや利便性の優先順位を下げて、家事動線が良い、小学校・中学校が近い立地を優先的にえらぶ
仕事を中心にかんがえるご家庭のケースだと、立地や利便性を重視するかわりに家の広さや庭などはある程度はあきらめる
ご家族で何を優先するべきかどうか話し合いを重ねていく中で、整理しましょう。
【後悔しないマイホーム購入ポイント④】 無理のない資金計画をたてる

住宅ローンを払うので精一杯でカツカツになってしまわないよう、しっかりと計画を練ることが大切です。
「不動産屋さんには問題ないと言われたから」
「気持ちが高まってしまってとりあえず申込みしてしまった」
ご家庭の支払い能力以上の買い物をしてしまったのならそのあとが大変です。
そんなときは、不動産屋さんだけでなく、ファイナンシャルプランナーなど専門的な知識を持つ方にアドバイスを求めるのも一つの手です。客観的なアドバイスが入ることで、
- 予算を下げず逆に上げることができた
- 保険まわりの整理ができた
- 不動産だけでないファイナンシャルの相談ができた
一度この機にご家庭のファイナンシャルプランを見直してみるのもおすすめです。
高額な買い物だけど思い切りも大事

「家を買ったが最後!」と鬼の形相でみなさんは家探しをしています。
でも、全然そんなことはありません。買ったが最後なんて、とんでもない話です。
子供が出来て、育ち、やがて子どもたちは結婚し、そして家を出ていく。
ライフスタイルも習慣も年々変化していきます。
なかなか踏ん切りがつかない、ためらってしまう気持ちはとてもよく分かりますが、
- エリア
- 予算
- 資金計画
- 優先順位
などまずは検討する材料をしっかりと集めましょう。
購入にむけて検討するべきところは検討した上で、しきったのであれば後は一度思い切ってみる、
というのも個人的には一つの方法です。
まとめ
マイホームを購入する方、目的は人それぞれできっとたくさんの想いや夢が詰まっていることでしょう。買って終わりではなく、買ってからが本当のスタートです。マイホーム探しを楽しみながら自分たちにあったマイホームと巡り合えたら最高ですね。
この記事をお読みいただき少しでもマイホーム購入する上で少しでも一助になれば幸いです。
最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。